香川県・愛媛県共同アンテナショップ香川・愛媛 せとうち旬彩館

瀬戸内の今を感じるINTRODUCE
東京に居ながらにして、瀬戸内の多彩な魅力を感じていただける
「香川・愛媛せとうち旬彩館」。
とはいえ、両県の素晴らしさは、ここだけで語り尽くすことはできません。
香川にも、愛媛にも、実際に足を運んでいただいてこそ
味わえる魅力がたくさんあります。
瀬戸内の今を感じる旅に、あなたも出かけてみませんか。
瀬戸内に
ついて
香川の今
愛媛の今
「世界の宝石」と称えられるほどに美しい瀬戸内海。この一帯は、古くから文化が栄え、人と自然が共存してきた地域です。歴史上の史跡も数多く、時を経ても各地に幾多のロマンが息づいています。そして豊穣の海は、今も昔も瀬戸内に暮らす人々に自然の恵みを与え続けています。温暖で穏やかな気候風土は、多数の優れた産品を育んできました。時代とともに変わりゆく風景の中にも、こころ安らぐ古き良き日本の面影を残す瀬戸内。ゆったり、のんびり、旅情を誘います。
実り豊かな瀬戸内は美味の宝庫。地元を訪れたときぜひ体験してほしいのが、香川では県民のソウルフード・讃岐うどんの食べ歩き、愛媛では二つの異なる鯛めしの食べ比べです。各地の食文化を心ゆくまで味わってください。
東西450キロにも及ぶ海に面した瀬戸内。その海には大小3000を超える島々が点在し、美しい海景色が広がります。背後からは西日本最高峰・石鎚山をはじめとする四国山地に守られ、穏やかで豊かな自然を享受しています。

四百年近い歴史を誇る江戸初期の回遊式大名庭園。特に重要な文化財庭園として国の特別名勝に指定されており、その広さはなんと東京ドーム約16個分の約75ヘクタールも。文化財に指定された庭園の中では日本一の大きさを誇ります。広大な敷地に6つの池と13の築山を巧みに配し、一千本の見事な手入れ松とともに、一歩一景といわれる変化に富んだ美しさを醸し出しています。さらに「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三ツ星に格付けされるなど、日本を代表する大名庭園として国内外から高く評価されています。
風光明美なオリーブの島として知られる小豆島。瀬戸内海で淡路島に次ぐ大きさで、島ならではの豊かな自然があふれ見どころ満載です。干潮時に白い砂の道が現れ大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うという「エンジェルロード」や「約束の丘展望台」などロマンチックなスポットもいっぱい。また日本三大渓谷美のひとつにも数えられる「寒霞渓(かんかけい)」をはじめ、島の山間部には、荒々しい山肌と四季折々の自然美が織りなす絶景スポットが点在しており、「小豆島八十八ヶ所めぐり」に訪れるお遍路さんたちの心を癒しています。
初夏に白い小さな花を咲かせ、初秋には黄緑色の果実を枝いっぱいに実らせるオリーブ。香川県の県花・県木に指定されています。明治40年に農商務省(当時)の指定を受け、翌年香川県農事試験場(当時)が、小豆島でオリーブの苗木を植栽しました。これが、日本の産業としてのオリーブ栽培の始まりです。生産者の創意工夫によって権威ある国際コンテストに次々と入賞しているオリーブオイルをはじめ、オリーブ牛やオリーブハマチ、オリーブ茶、ペースト、新漬け、さらには化粧品などが製品化され、消費者の健康志向とともに、様々な用途で需要が高まっています。

3000年の歴史を誇る日本最古といわれる温泉。古代より名湯の誉れが高く、日本書紀や万葉集にも登場します。聖徳太子、小林一茶、夏目漱石、正岡子規なども入湯したといわれる。その道後温泉のシンボルとなっているのが「道後温泉本館」です。明治27年に建築された木造三層楼の本館は、明治の和風建築の最高峰として国の重要文化財に指定されています。公衆浴場としては初のことです。最近では温泉を舞台にしたアートフェスティバルも開催され、若者にも人気。「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」の三ツ星を獲得し、多くの外国人観光客も訪れています。
愛媛県今治市から広島県尾道市まで、瀬戸内海に浮かぶ島々を美しい橋で繋ぐ「しまなみ海道(西瀬戸自動車道)」。全長約70キロのサイクリングロードが整備されており、自転車で海を渡ることができるのは、日本で唯一ここだけです。サイクリストの聖地としても世界的に有名で、国際的なサイクリング大会の会場にもなっています。15か所のレンタサイクルターミナルがあり、どこで借りても乗り捨て可能というビギナーにもやさしいコース。瀬戸内の風を切って光る海や青い空を感じながら、島から島へとサイクリングしてみませんか。
瀬戸内特有の温暖な気候で、一年を通じて晴れの日が多く、畑の土も水はけがよく、栄養分を多く含んでいることなど、かんきつの栽培環境に恵まれている愛媛県。収穫量、栽培品目ともに日本一の「かんきつ王国」で、ほぼ一年中、何らかのかんきつが手に入ります。愛媛県宇和島市吉田町で江戸時代の終わりごろから栽培が始まった「温州みかん」をはじめ、「いよかん」「ポンカン」など、40を超える品目数が。近年では、「紅まどんな」「甘平」「ひめのつき」といった愛媛オリジナル品種も登場し、贈答用の高級果実として人気を集めています。